「体だけの関係」がセフレです。
これ以上恋人同士になったり、結婚にいたったりする可能性は、限りなくゼロに近い間柄がそれです。
また近頃では、キスだけしていれば、体の関係までは必要ないカップルもいるみたいです。
「生々しい実体験」を避ける傾向にあるのでしょうか。
こういったカップルを「キスフレ」と呼ぶらしいのですが。

■ある女子大生は「家で飲もう」と誘われて、そのときセックスをしました。
それ以来、自分はセフレ状態だと気がつきました。
あるとき「私たちの関係って何?」と彼氏に聞いてみたところ「ゆっくり付き合っていこう」と軽くあしらわれてしまいました。
それでも、セックス時の「あの時間だけは共有できている」ので満足と答えました。
ただ、彼にいつ彼女ができるのかを思うと、「正直つらい」ということです。

■高校時代に付き合っていた彼氏と同級会で一緒の席。
それ以来、セフレ状態を続けているCさん。
別に今は、好きとか嫌いとかの関係ではないのですが、同じ話題で盛り上がれるから気が楽です。
これからどういう進展があるのか、全く考えることもない「お気軽さ」がよくて、お互い「相手が見つかるまで」このままでいるよう確認しあったそうです。
そのうち、どちらかに誰かいい人ができたら、結構さびしいものではないでしょうか。

■女性Dさんは、4人のセフレがいます。
セックスしたいときはとりあえず、4人全部に電話をかけて、都合のあった人とセックスするということでした。
それぞれ遊び仲間で、相手に大した感情も持っていない体だけの関係なので、終わった後何をするとかのこともなく、「すごく気楽」なんだそうです。
「性欲」のみで成り立つ関係とくれば、男性が風俗に通うのと何ら違わない傾向が女性の間でも広がっているようです。

■ある女性Eさんの場合は「断ることを知らずに」関係を保っている、というちょっと信じられない人もいます。
別に、セックスが特別好きなわけではないのですが、誘われると断り切れないのだそうです。
「私のような者に声をかけてくれて……」と思うと思わず従ってしまうという、なんとも殉教者のような人もいるんです。

■お互いが「付き合おう」という言葉を一切しないままに、時間だけが経過していく不安。
こういう関係も多いようです。
彼氏が「付き合おう」と一言言ってくれれば、彼女の立場も将来の夢も約束されたように感じることができるのですが、なかなかこの一言が出ない二人。
こういう関係もセフレと言えるのかもしれません。
彼氏にしてみれば「今後に責任を感じる」不安もあるでしょうし、一言を発した直後に、もっといい話が待っていることもあるようで、なかなか踏み切れない場合があります。
彼女のほうも「言ったら最後」今の状態が崩れていく不安もあります。
セックスをしている最中も、この不安から抜け出ていないカップルも多いことでしょう。
いろいろな例を見てくると、男性にとっても女性にとっても「セフレというのは一種の風俗」とも考えられます。
「性欲のみの繋がり」を求める男女の存在が、このごろ増えてきたということでしょうか。
実際、「体だけの関係で心は必要なし」という定義ならば「カップル同士のオナニーの手伝い」ともとれるからです。
カラッとしたドライな関係と言えば聞こえはいいようですが、何かを置き忘れているような感じになります。


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